以前より商店街支援制度の拡充を求め、先輩議員より多くの質問があります。私の所属している新生会でも池上議員、小林議員より商店街街路灯電気料の助成の増額について、LED化する際の助成について質問があり、また3月の福祉経済常任委員会においても厳しい状況にある商店街の電気料について、思い切って全額補助するということも検討していただきたいと要望されたばかりであります。
LED化に関しては皆さまご存知だとは思いますが、消費する電気が少ないので電気代が下がるコスト削減、長寿命なので交換頻度が減る、振動や衝撃に強い、紫外線や赤外線をほとんど含まないため虫がよりづらいなどの多くの利点があります。
特にコスト削減には効果が高く、コスト削減率は最新のものですと蛍光灯タイプで65%、水銀灯タイプで80%、白熱電球からだと90%程度の電気代削減になると言われています。
とはいえ、LED化するためには、多額のコストがかかる工事を伴うため、LED化していない商店街もまだあります。
市としても国や県の補助とともにLED化に対する補助を、また電気料の補助を平成20年度に4分の1から3分の1へ、23年度より2分の1へ、また平成25年度からはLED化ができたところには3分の2を補助し商店街への支援制度を拡充してきています。
本年度、塚越大通り25本をLED化する予算が承認されました。工事が完了すれば、電気代は4分の1から5分の1くらいまで低くなることが予想されます。
議事録によりますと平成22年度から23年度にかけて一番先に街路灯をLED化した蕨西口みゆき商店会の電気料は、LED化前の21年度約107万円でありましたが、LED化後の平成24年度は約27万円となり、4分の1に減少しております。市としても2分の1から3分の2に補助率があがっても補助額は53万円から18万円とかなり少なくなるわけです。
でしたら、思い切って、残りの3分の1も補助し、商店街の活性化に貢献してもいいのではないかという思いがあり、今回全額補助をお願いすべくお願いをさせていただきました。